
「個人事業主の限界を突破するための、頼りになるチーム」——30年続く刺繍教室が選んだアウトソーシング
二村エミ刺繍スクール
1997年から刺繍教室を主宰し、英国刺繍の日本分校運営から書籍出版まで、約30年にわたって刺繍の世界を第一線で牽引してきた二村エミ様。事業が広がる一方で、メール対応・データ入力・素材の買い出しまですべてをひとりでこなす日々が続き、「本業以外のことに、思った以上のエネルギーを使っていた」と振り返ります。二村エミ刺繍スクール 代表の二村エミ様に、BizMowを選んだきっかけと、導入後に生まれた変化についてお話を伺いました。

「好きなことを、ずっと続けてきた」——1997年から紡ぎ続ける刺繍という仕事
──まず、先生の事業について教えてください。
刺繍教室の運営が主な仕事です。大きく2つあって、ひとつはイギリスの学校の刺繍を日本でお伝えする教室、もうひとつが自分自身のオリジナルの刺繍教室です。今、力を入れているのは後者のオンライン化ですね。対面で通ってもらう形から、オンラインコースに移行しようとしていて、まだ構築途中なんですが、そちらに注力している感じです。
活動自体は1997年頃からですから、もう30年近くになりますかね。もともと手芸は子どもの頃から好きで、社会人になってから自分で作ったものを雑貨屋さんに置いてもらう委託販売から始まりました。当時、職場でビーズアクセサリー作りが流行っていて、先輩に連れて行ってもらったビーズの資材街がきっかけで、布だけでなくビーズでもものを作るようになって。そうこうしているうちに自分で小さな個展を開いて、その案内を出版社に送ったのがきっかけで出版社とも繋がりができて……ちょうど2000年頃にスワロフスキーのビーズアクセサリーが大ブームになったタイミングも相まって、作家としてデビューした、という流れでした。
好きなことを続けてきたら、気づいたら30年経っていた、そんな感じですね。
全部ひとりだった頃——制作も、買い出しも、メールも、全部
──BizMowを利用される前は、どんな状況でしたか?
最初は本当に全部ひとりでやっていました。刺繍のキットを作るための買い出しも、メールの対応も、ホームページの更新も。手が回らないと感じてきて、一時期は生徒さんの中から秘書の経験がある方にメール対応をお願いしたこともあったんですよ。
でも……やっぱり難しかったんです。直接の面識がある方にお願いすると、どうしても人間関係的なデリケートさが生まれてきて。お互いに遠慮したり、気を遣ったりするような場面が出てきてしまって、うまくいかないところもあって。「むしろ、仕事の関係として切り離してお願いできる方を探した方がいいな」と思うようになりました。
事務的な部分にかかる時間も、精神的な負担も、今振り返るとかなり大きかったと思います。本来は制作や教室が本業なのに、それ以外のところでこんなにエネルギーを使っていたんだなと気づきました。

「費用的に合うなら、お願いしてみようかな」――出会いは偶然の立ち話から
────BizMowを知ったきっかけを教えてください。
実は私の場合、ちょっと特殊な出会いなんです(笑)。フリーランスの異業交流会のネットワークがあって、その中のどなたかの出版記念パーティーに参加した時に、たまたまBizMowの社長がいらっしゃっていて、そこで立ち話をしたのがきっかけでした。
社長のお母様が刺繍をされているということで、「こういう方を応援したい」と言っていただいて。それがすごく嬉しくて、自然と話が続いた感じです。そのやりとりの中で、面識のある方に依頼することの限界を感じていたことや、外部に頼むことへのちょっとした不安もあったんですが、「個人事業主で小規模でも支払えるくらいの金額だったらお願いしてみようかな」と思えたんです。
社員を雇うわけではなく、稼働した分だけお願いできる仕組みというのが、自分の規模感にちょうど合っていました。
「自分でもできる、でも頼んだ方が早い」――日々の業務をプロに任せて
──現在、どんな業務をお願いしていますか?
主にやっていただいているのは、自分でもできるけど自分でやっていると時間がかかってしまうような細々とした事務業務がメインですね。たとえば講座用のサイトの管理ですね。サイトを移行したので、その移行作業で動画をアップロードして、それらの情報をまとめたり、不具合を修正していただいたりしています。あとはメルマガの配信対応や、WordPressのプラグインの更新だったり、お問い合わせ対応だったり。
あと、システムの相談も助かっています。技術的なことは自分だけでは分からないことが多くて、「こういうことをやりたいんだけど、どうしたらいいですか」というところをBizMowのスタッフさんに相談させてもらえるのがありがたくて。過去には英語の書籍を出版する時に翻訳のお手伝いをお願いしたこともありました。
自分のことを言うと、専門知識は刺繍の分野だけで、システムやIT系の知識はそんなに得意ではないんです。だから、そういう「分からない」領域をプロの方に気軽に聞けることや、壁打ち相手のような存在ができたことは、想像以上に大きな価値だったんですよね。
「安心感が、一番大きかった」――数字だけでは測れない、変化の正体
──先生にはもう、8年近く弊社サービスをご利用いただいておりますが、導入後、どんな変化がありましたか?
定量的な面でいうと、データ入力などの作業は自分でやるよりずっと早くやっていただけるので、その分の時間は確実に浮いていて助かっています。
でも、それ以上に心理的な面の変化の方がずっと大きかったです。以前1人でやっていた時は、「これも全部自分でやらなければ」という思い込みで、事務的な作業が精神的な重荷になっていました。でも今は、自分が抱え込まなくていい仕事があると分かったことで、本来の仕事である制作や教室運営、そして事業の方向性を考えることに、意識と時間を向けられるようになったなと。細かな作業より、もっと先のことを考える時間に軸足を移せてきたような気がします。
ずっと移行したいと思っていたオンラインコースのシステムに関しても、自分だけでやろうとすると「まず使い方を全部調べて、理解してから頼もう」と思ってしまって、なかなか進まなかったんです。でも、「ゴールだけ伝えればリサーチから構築まで任せられる」と分かったら、「じゃあ取り組もうかな」と思えるようになりました。

「分からないことは途中で確認してもらえる」――認識のズレが生まれる前に
──担当のスタッフとのやりとりはいかがですか?
スタッフのホスピタリティももちろん良いですし、レスポンスがいつも早いので、オンラインのやりとりでも特に不安は感じていないです。不明な点があれば途中で確認の連絡が来るので、「全部出来上がってから、あ、ちょっと違った」となることがなくて。誤解が生まれる前に解消できていますし、状況をこまめに共有してくれる密で丁寧なコミュニケーションがあるからこその安心感も感じています。
「単発ではできないこと」――チームがいることの、本当の価値
──BizMowならではの良さはどんなところだと感じていますか?
サイトがマルウェアに感染したことがあって、その対応を別の外注業者さんにもお願いしていたんですが、そういう単発の関係だとどうしても繋がりが途切れてしまうんですよね。でもBizMowさんは、常に継続してお願いできるので、これまでの流れや全体を把握しながら対応してもらえるということと、それぞれ違う強みを持つ複数の専門家に、思い立った時にいつでも相談できる。それがやっぱり、他にはないBizMowさんならではのいいところだなと思っています。
たとえば刺繍は自分の専門ですが、システムのことは別の専門の方に、メール配信やサイトのメンテナンスのことはまた別の方に——というように、一つのチームとして全部お願いできる。個人で事業をしていると、どうしても自分の専門分野以外のことは全部自分でなんとかしなければと思ってしまうんですが、そこをまるっと任せられる体制があるのは本当に助かります。
「本来の専門分野に注力した方が、ビジネスは成長する」――同じ境遇の方へ
──同じような個人事業主で一人で頑張っておられる方やこれから外部委託を検討している方へ、メッセージをお願いします。
自身の経験から、小規模なビジネスをされている個人事業主の方は、「自分の専門分野以外のこともすべて自分でやらなければ」と抱え込んでしまいがちだと思うんです。でも、時間をかければ自分でもできることに時間を使うより、それを人にお願いして自分の専門分野により注力した方が、ビジネスは成長していくと思います。
「こんな小規模で外注するほどではないよね」と迷われたり悩まれたりする方も多いかもしれませんし、私も最初はそういう気持ちがなかったわけではないんです。でも、稼働した分だけのお支払いで、思ったより無理なく続けられる仕組みが整っているので、試しに少し、無理のないところからお願いしてみると、そこからまた飛躍していける可能性もあるんじゃないかなと思います。
個人事業主の限界を突破する、いつでも頼れるチーム
──最後に、BizMowは先生にとってどんな存在か教えてください。
1人で事業をやっていると、壁にぶつかった時に相談できる人がなかなかいないんです。自分の専門分野以外のことは自分でなんとかするしかないし、「これ、どうしたらいいんだろう」と思っても、気軽に聞ける相手がいない。BizMowはそこを変えてくれた存在です
ちょっと頑張れば自分でできることでも、自分で対応する以上にスムーズかつ工数をかけずに早く対応してくれたり、自分ではちょっと分からないシステム的なところを相談できたり。全部まとめて任せられる。個人事業主として専門知識だけでビジネスをやることの限界を突破するために、いつでも頼れる、頼りになるチーム、という感じでしょうか。
「なんかこれ、どうしたらいいんだろう…」という時にパッと思い浮かぶ存在ができた。それがなによりの安心感です。
▼二村先生の作品(一部)




▼二村先生の著書(一部)


会社概要
- 会社名
- 二村エミ刺繍スクール
- 事業内容
- 刺繍教室の運営(英国刺繍日本分校・二村エミ刺繍スクール)、書籍出版、テレビ出演、Podcast配信